土木用ひび割れ誘発目地材



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KB目地ARタイプ

~建築物の長寿命化を目指して~
優れたひび割れ誘発性能と
高い止水性を兼ね備えた誘発目地です。

ARタイプ画像

かぶり内に設置した止水材は「シーリングに頼らず」漏水と鉄筋の腐食から長時間に渡って守ります。中性化の進行が速い建築構造物だからこそ、コンクリート内部でしっかりと止水します。
欠損を兼ね備えた止水材と誘導鉄板により、必要欠損量を簡単に調節できます。また、バネ材によるワンタッチ固定で、誰でも簡単かつ正確に固定する事が可能です。

KB目地取扱説明書 [PDF:1.3MB]

KB目地 AR-TYPE 4つの特長

かぶり内でしっかり止水!


 
特殊ブチルゴムで覆われた本体をかぶり内に設置
水の侵入を防ぎ鉄筋の腐食を防止
0.5MPaの水圧でも漏水しない高い止水性能

断面欠損率は調整自在!


 
化粧目地、本体(止水材)、誘導鉄板(3種類の)3部材で構成
組合せ次第で様々な壁厚に対応
現場のご要望に合わせて、従来通り目地棒との併用も可能

取付けは専用バネ材でワンタッチ!



本体(止水材)、誘導鉄板は専用バネ材で鉄筋にワンタッチ固定(工具不要)
スライド式となっており鉄筋位置調節も簡単

化粧目地との組み合わせでコーキング不要!


 

 
目地棒の替わりに化粧目地を使うことで、シーリング材による
コーキング処理が不要に
脱落し辛い形状になっているため、メンテナンス不要の
美しい仕上がりを実現

KB目地 AR-TYPEの規格品

KB目地 ARタイプ 本体

全高 H (mm) 20
全巾 W (mm) 50
全長 L (mm) 1,800
重量  (kg/本) 0.9

化粧目地

全高 H (mm) 20
全巾 W (mm) 40.5
全長 L (mm) 1,800
重量  (kg/本) 0.7

KBスプリング

KBスプリング

KBスプリング
鉄筋サイズ D13~D19
重量(kg/個) 0.01

ARタイプ本体を簡単に固定できる金物です

【対応鉄筋径:D13~19用】※対応鉄筋径などのご要望に応じます

プレートホルダー

プレートホルダー
鉄筋サイズ D13~D19
対応鉄板幅(W) 50・100・150mm
重量(kg/個) 0.03・0.04・0.05

誘導鉄板を簡単に固定できる金物です

【対応鉄筋径:D13~19用】※対応鉄筋径などのご要望に応じます

誘導鉄板

KB目地のみでは断面欠損率が足りない場合に使用。設置にはバネを引っ掛けるだけで固定ができる「プレートホルダー」を使用して、配力筋に簡単に取り付けることができます。

※日本仮設叶эァ断面欠損率ー40%
厚さ (mm) 1
全長 L (mm) 1,829
全巾 W (mm) 50・100・150
重量 (kg/枚) 0.8・1.5・2.3

壁厚に合わせて50mm、100mm、150mmの3種ご用意しております。
※鉄板幅が上記以上必要な場合でも都度ご要望に応じます

KB目地 AR-TYPEの設置状況

- AR-type -写真をクリックすると、大きな写真をご覧いただけます。
ARタイプ設置イメージ
現場での設置
打設後(壁表面部)

断面欠損率について

日本建築学会
マスコンクリートの温度ひび割れ制御設計・施工指針・同解説抜粋

部材断面が大きなマスコンクリートでは、一般的な壁のようにかぶり部分に誘発目地を設置しただけではひび割れを誘発する事は難しく、ひび割れを確実に集中させるためには、比較的大きな断面欠損が必要である。

断面欠損率の目安としては、土木学会コンクリート標準仕方書では50%程度、JCIマスコン指針では40%程度以上としており、設置間隔はそれぞれの打ち込み高さの1~2倍を目安としている。


鉄筋コンクリート造建築物の収縮ひび割れ制御設計・施工指針・同解説抜粋

ひび割れを誘発目地位置に、確実に集中させるための「壁厚に対する断面欠損率」は、壁厚の20%以上必要であると判断される。できれば壁厚の25%以上確保する事が望ましい。

断面欠損率の算定方法(例)

壁厚 W=450mm・断面欠損率40%以上の場合
450mm(W寸法) × 40%
= 180mm(必要欠損量)
= (20mm + 20mm + 50mm) × 2

※日本仮設叶эァ 断面欠損率 40%

商品タイプ/規格
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