コンクリート表面改質剤「Osmo/オズモ」は、ケイ酸塩系(ナトリウム系)表面改質剤です。 健全なコンクリート表面に塗布または噴霧することによって、内部に最大40mmまで浸透し、セメント水和物と同様のゲルを生成します。Osmoが作るゲルは水に溶けにくく、空隙内に生成されることで組織を緻密化し、外部からの水や劣化因子の浸入を抑制することができます。
Osmoを塗布したコンクリ−トは表面がマイナスに帯電し、塩化物イオンをはじく性質があります。
高い遮水性能を持ち、凍結融解を繰り返してもコンクリートの健全性を保ちます。(凍結融解試験 1200サイクルまでの健全性を確認)
脱型後のコンクリートに塗布することで、マイクロクラックの発生源となりやすい脆弱部を補強し、大きなクラックへの成長を防ぎます。発生してしまったクラックが0.2mm以下であれば、その内部のより狭い部分をゲルが閉塞します。クラックそのものを全て閉塞するものではありませんが、外部からの水の侵入、内部からのエフロの発生を抑制します。
表面に塗膜を作らないので、コンクリート表面には残存せず、全て浸透します。つまり、塗布後のコンクリート表面は無塗布とほぼ同じ状態です。
塗布した表面は親水性になり、水となじみやすくなる為汚れ物質は水と共に流れ落ちやすくなります。また、表面がマイナス帯電するので汚れが付きにくくなります。
健全なコンクリート表面に塗布したOsmoは、内部に最大40mm浸透し、セメント水和物と同様のゲルを生成します。Osmoが作るゲルは水に溶けにくく、空隙内に生成されることで組織を緻密化します。
Osmoはアモルファスシリカとアルカリ金属成分という完全な無機質素材で、紫外線劣化を起こさないという特徴があります。(注1)また、コンクリートに浸透し、ゲルを生成することで表面から最大で40mmの間を緻密化し、外部からの劣化因子の侵入を防ぎます。生成されるゲルは難溶性(水に溶け難い)で効果が長く続きます。Osmoは安全性を第一として考えた環境に優しい製品です。外部機関である(財)日本食品分析センターによる検証にて有害物質が含まれていないことを確認済みです。
Osmo塗布量:2倍希釈液で標準200ml/m2 ※ポーラスなコンクリートの場合200〜300ml/m2)
「KB目地 S-TYPE」は簡易止水型でかぶり厚の小さな剛性防護柵(壁高欄)や地覆に最適なひび割れ誘発目地材です。 A-TYPE、B-TYPEと同じく、型枠に取り付ける仕様になっており、コーキング処理も不要。現場加工が容易でありながらもコストパフォーマンスが良い誘発目地です。