コンクリート表面に塗布するだけで、内部に深く浸透し、コンクリート表層部に吸水防止層を形成します。この吸水防止層がコンクリート構造物への水の侵入を防ぎ、塩害、凍害、アルカリ骨材反応等の劣化要因からコンクリート構造物を保護します。
アクアシール1400は土木学会の評価基準のすべての項目がグレードAであり、コンクリート保護性能に優れています。また、沖縄での暴露8年経過後もその性能を維持しています。従来の被覆工法と比べ、イニシャルコストが低く、耐久性に優れていることから、LCC(ライフサイクルコスト)の低減が可能で、コンクリート構造物の長寿命化に役立ちます。
はけ、ローラー、エアレススプレー等で容易に施工できます。また、ジェル状のため床版下部等の天井面へも1回塗りで性能発揮します。
再施工が可能で、塗り重ねによるハジキ現象もありません。
アクアシール1400を塗布した試験体をキセノンランプ法(JIS K5600-7-7)に3,000時間照射した後、再度アクアシール1400を塗布し、割裂した断面に水をかけて吸水防止層を確認
塗膜を形成しないため目視で容易に確認が可能です。
アクアシール1400は高粘度・高濃度のジェル状であり、垂直面や天井でも必要量を1回で塗布することが可能です。また、養生中、特殊添加剤が表層に残ることでシラン成分の飛散を抑え、より深い吸水防止層を形成します。
塗膜を形成しないため下地に含まれる水分や背面から入った浸入水も水蒸気として放出します。
外部からの水の浸入を抑制し、コンクリート内部の水分を放散することで、鉄筋の腐食を抑制します。
標準は塗布量0.20kg/uで、より厳しい複合劣化対策(塩害・凍害等)には塗布量0.35kg/uで対応です。
浸透深さ:6mm以上
塩化物イオンの浸透深さ:3mm以下
(W/C=55%のコンクリート)
劣化度が酷く断面修復工法が必要な場合にも、断面修復時に塗布することでさらに劣化因子の浸入を抑制します。
コンクリート構造物に0.3mm以下のひび割れが入っていても、アクアシール1400を塗布することで遮水効果が期待できます。
「KB目地 S-TYPE」は簡易止水型でかぶり厚の小さな剛性防護柵(壁高欄)や地覆に最適なひび割れ誘発目地材です。 A-TYPE、B-TYPEと同じく、型枠に取り付ける仕様になっており、コーキング処理も不要。現場加工が容易でありながらもコストパフォーマンスが良い誘発目地です。